プライベートでは二児の母である板谷由夏。
ナチュラルな自然体でありながら、引き締まった若々しいカラダは、理論に裏打ちされたトレーニングと内側からのインナーケアの賜物だった。
村田由美子との出会いでエクササイズを始めた板谷由夏
30代後半から「姿勢のゆがみ」を気にしていたという板谷由夏。
30代後半から「姿勢のゆがみが気になるように」という板谷由夏さん。
「もともと肩が内側に入りやすい“巻き肩”で、体が硬いのがコンプレックス。そのため呼吸が浅くなりがちで、疲れやすかった。改善したいと思っていたとき、コアトレーナーの村田友美子さんと出会いました」
日経ヘルス 2018年 10 月号
「村田由美子」さんとは、こちらの本の著者。
「コアトレーナー」として活躍しており、特にモデルたちの間で人気。
“くびれ母ちゃん”として人気の村田さんからは、ポールやローラーを使って筋膜リリースをする方法を教わり、隙間時間に自宅や楽屋で行う。
「肩まわりや腰、お腹、お尻の筋肉をポールでほぐしてからストレッチし、深く呼吸するなど骨盤底筋を鍛えるエクササイズをしています。始めてからは、下腹部が引き締まり、肩こりも減って疲れにくくなりました」
日経ヘルス 2018年 10 月号
筋肉リリース用のポールローラー
映画の役作りではハードな食事制限で5kg減量
最近は、余命わずかの女性を演じるために、役作りで5kg落としたという。
映画『SUNNY強い気持ち・強い愛』の役作りでは、そのエクササイズに加えて、「ひたすら食べる量を減らす」というハードな食事制限で5kgの減量を実現。高校時代の友人に再会した、余命わずかの女性を演じた。
「私も映画と同じように女子校育ちなので、女子校特有の結束感が懐かしかった。あんな感じでいつもキャーキャー笑ってたなあ、って」
日経ヘルス 2018年 10 月号
コロコロ美顔器ローラーやかっさを愛用
同級生たちとは今でも交流があり、出演する舞台を観にきてくれることもあるそう。
集まると美容や健康の話題で盛り上がると語る。
「この前バッグの中身を見せ合ったんですよ。そうしたら、みんな、美顔器を持ち歩いていたんです(笑)。肌をコロコロしたり、かっさマッサージをするタイプのもので、重力に逆らいたいという願いは皆同じですね」
日経ヘルス 2018年 10 月号
肌をコロコロするリファ
かっさプレート
朝は白湯を必ず飲む習慣の板谷由夏
専門トレーナーについてのエクササイズや、美顔器を使ってのケアなど、しっかり美容に取り組んでいる印象の板谷由夏。
内側からのケアはどうしているのかが気になるところ。毎日の習慣は「白湯」だそう。
朝は鉄瓶で沸かした白湯で巡りをよくする
朝起きたらまず白湯を飲んで、体を目覚めさせる。
「以前はコーヒー派だったのですが、母に薦められて白湯を飲むようにしたら、冷えがなくなって、体の巡りがよくなった気がします。
ちゃんと鉄瓶で沸かしたものを飲むと、おいしいし、鉄分もとれて一石二鳥。
「食生活や運動を習慣化するのはあまり得意ではないのですが、白湯はもう3年くらい続いていますね」
白湯を沸かすにもぴったりの鉄瓶
(南部鉄瓶)
食べ物はたんぱく質重視の板谷由夏
二児の母である板谷由夏は、しっかりご飯を作っている様子がうかがえる。
旬の野菜や海藻、良質なたんぱく質をとる
夕食は炭水化物を避け、旬の野菜や豆、海藻、良質なたんぱく質を積極的にとる。
「蒸し野菜やゆで野菜が定番。魚は魚屋さん、野菜は八百屋さん、お米は精米からやってくれる店と、食材はできるだけ専門店で買うようにしています。
時間があるときは塊肉を買って、子どもにはひき肉にしてハンバーグを作り、自分はそのまま焼いてステーキで食べることも」
日経ヘルス 2018年 10 月号