演じる役柄によって、自らメイクを変える、研究熱心な石原さとみ。
そんな美容マニアとしての感性がほとばしるインタビューが、MAQUIAに掲載されていた。
石原さとみがメイクを自分で研究開始したのは6〜7年前から
石原さとみが、自分でメイクを研究するようになったのは、6〜7年前からだそうだ。
石原さとみは現在31歳。24〜25歳頃から始めたことになる。
メイクを変えるだけで「私」はもっと楽しめる!
メイクを自分で研究してみようと思ったのは6〜7年前からだけど、どんなテイストでも色でも試してみるっていう繰り返し。
自分の顔に飽きそうになったら、そんなふうに何かトライしてみるから、飽きたことはないです(笑)。
苦手な色を無理につける必要はないけれど苦手が増えていくと自由がなくなると思うから時間があるときにそれを克服する手段を考えてみるのも手。
グリーンが苦手だったとしても、ベースに一度ベージュを入れると意外となじんだり。
リキッドを使うか、シャドウを使うかでも違う。
私がイエベ肌でゴールド派だったとして、シルバーの衣装を着ることになったら、どんなリップを選べばバランスがよくなるかを考える。
ギャップが生まれる=似合わないなら、その差を埋めちゃえばいい。そういう意味でどんな人でも、似合わない色ってないと思います。
MAQUIA(マキア) 2018年 09 月号
石原さとみの、
- 「自分の顔に飽きそうになったら、そんなふうに何かトライしてみるから、飽きたことはない」
というコメント。
ちょうど、深田恭子も似たようなことを言っていた。
石原さとみが表紙モデルを務めた9月号MAQUIAの翌月、同じMAQUIAで、
- 「自分の顔に飽きないためにメイクは毎日変えてます」
とインタビューで答えていたのだ。
また、
- 「ギャップが生まれる=似合わないなら、その差を埋めちゃえばいい。そういう意味でどんな人でも、似合わない色ってないと思います」
これは素晴らしい名言だ。
「石原さとみに似合わないものなんてない」と思いがちだが、それは〈その差を埋める努力〉をしてきたからこそなのだ。
台本を読んでメイクを考える石原さとみ
ドラマのメイクは、てっきりヘアメイクさんが主導していて、女優本人は、多少意見を言う程度だと思っていた。
しかし、石原さとみは違う。とことん、メイクまで考えている。
- 「毎回、まず台本を読んでからメイクを考えます」
と語っているのだ。
役柄によってメイクも変える。自分自身に飽きないためにも
最近プライベートでは、チークもリップもレスしてアイメイク重視。
眉はちょっと長めにしてシャドウと同じ色をなじませる、っていうのがブームだったのですが、ドラマ『高嶺の花』での役柄は家元のお嬢様役。
品と知性と強さを出したいので、子供っぽくならないように色をなくして白黒はっきりしているような顔にしようと。
シャドウで囲み目にして、肌はマットに。
一転、地元の商店街でのシーンは、アイメイクは変えずにヘアもボディも艶&オイリーな感じにしようと思ってます。
今まで演じた役柄と違うものにしたいから、毎回、まず台本を読んでからメイクを考えます。MAQUIA(マキア) 2018年 09 月号
- プライベートでは、チークもリップもレスしてアイメイク重視
というのも興味深い。
- 眉はちょっと長めにしてシャドウと同じ色をなじませる
ということなので、ワントーンメイクに近いイメージだろうか。
研究好きの石原さとみ、遅延型アレルギーの検査が良かった
美容に関する研究に余念がない石原さとみ。検査や診断系は一通り試しているようだ。
中でも「遅延型アレルギーの検査」が良かったのだという。
自分に合った美容を探す「研究」が大好き
どこが乾燥しやすいとか、シミができやすいとか、肌診断をしてもらって基礎化粧品を選んだり、
どういう髪質でどんなカラーが合うのかをサロンでチェックしてもらったり。パーソナライズ診断は今までもいろいろやってもらいましたが、なかでもやってよかったのは遅延型アレルギーの検査。
これを食べるとなぜかお腹がはるんだよな〜っていう原因も明確に理解できました。
MAQUIA(マキア) 2018年 09 月号
遅延型アレルギーの検査
遅延型アレルギーの検査は、キットを使って行うことができる。
(IgG 96 スタンダード・フード・パネル)
動線を考え戦略的に美容を実践する石原さとみ
石原さとみは、しっかり頭を使って、“美容という仕事”をこなしているように見える。
あとは、たとえばストレッチを毎日続けるためにはどうしたらいいのか、とかいろいろ考えるのが好き(笑)。
このお気に入りのラグの上で、お風呂上がりに、パジャマに着替えてから、テレビ見ながらすると続けられそうだなとか。
サプリとコップとお湯とマドラーが一カ所に固まっていれば飲み忘れがないかな、って動線を考えたりするのも好きです!
MAQUIA(マキア) 2018年 09 月号