雑誌のViViでは山下智久が「ピーズ!」という連載を持っている。今月号では「自転車」でサイクリングに出掛けていた。
そこで、「今の作品を離れたら芸能人はいったんおしまい」「何にも縛られていないことを“日焼けしたヒゲづら”で思いっきり塩能したい」と語っていた。
自転車に乗るのは無になれる瞬間
今月号のViViの撮影で、山下智久は1年ぶりくらいに自転車に乗ったのだという。
自転車に乗るのは、無になれる瞬間でもあると語る。
普段はどうしても車移動が多いけど、自転車も持ってはいるの。今日1年ぶりぐらいに乗ったけど(笑)。
さすがにこの炎天下で感じる熱風は決して快適とは言えないけど、春とか秋、風を切って走るのは最高に気持ちいいよね。
無になれる瞬間でもあって、そこもまた自転車の魅力だと思う。常に何かを考えたり、思っていたり、気づけば頭も心もフル稼働させていて、日常生活で無になれる瞬間ってほとんどないから。
ViVi 2017年10月号
作品が続いているときは、特に「無になれる瞬間」がほとんどない、と言う。
役に入っている時、ツアーを行っている時、何かと向き合っている時こそさらに忙しくしちゃう性分で。
空き時間で映画を観たり、睡眠時間を削ってでも本を読んだり……。
「そこで得たものを体現できる場所が今あるんだから、少しでも色んなことを自分の中に取り入れておきたい」という気持ちが強くて。
「忙しいから少しでも頭や心を休ませたい」みたいな感覚はなくて「今こそ詰め込む時期でしよ?!」みたいな。
ViVi 2017年10月号
山下智久は、ストレス発散のためではなく人から実になる話を聞くために飲みに行く
「飲みに行く」といえば、ストレスを発散したり、楽しんでリラックスしたりするために行く人が多いはず。
ところが、山下智久は、飲みに行くのさえ、新しい何かを貪欲に求める一環なのだという。
それまでにゆっくり貯金してきたものを使いながら、空いたスペースにまた新しい何かを貪欲に詰めていきたいタイプ。だから疲れていても、わざわざ飲みに行くことも多い。
リラックスしたりストレス発散のためじやなくて、人から身になる話を聞くために。仕事に入っている時こそインスパイアされるものにどんどん触れて、頭や心を刺激し、活性化させていきたい。
ViVi 2017年10月号
今の作品を離れたら「芸能人はいったんおしまい」
ここ半年以上、「ずっとエンジンかかりっぱなし」の状態だという山下智久。
今の作品を離れたら、一度完全にスイッチを切りたいという。
もうね、ずっと工ンジンはかかりっばなし!
ここ半年以上そんな感じだから、今の作品を離れたら一回完全にスイッチを切って、芸能人はいったんおしまい(笑)。
美容院に行かない、ヒゲは剃らない、山下智久はそんな生活に入ります!
キアヌ・リーヴス?あそこまでのON⇔OFFのメリハリはつけられないけど(笑)、ああいう風にいたい気持ちはすごく分かる。
どう映るか、どんな風に演じればいいか、常に他人からどう見られているのかを考え、過剰なまでの注目を集めながら普段過ごしているワケじゃん!?
そんな状況からいったん解放されるとなったら、何も考えず、何も気にせず、その辺とかにホント座りたくなるもんね(笑)。
さすがに東京で自分がそれをする勇気はないけど、ヒゲを剃らずに日焼けすることは、オレにとって自由の象徴で、オフの時期にできるささやかな楽しみ!
何にも縛られていないことを“日焼けしたヒゲづら”で思いっきり堪能したい(笑)。ViVi 2017年10月号
旅に出て、次に向けて新たなスタートを切る
山下智久は、「心の風通しを良くするために」旅に出るのだという。
あとはやっぱり、それこそ自転車に乗った時のように心の風通しを良くするために、旅に出たり、ね。で、次に向けてまた新たなスタートを切る!
リフレッシュして余白の生まれた頭や心に、また色々なものを貯めていけるように。ひと区切り迎えるごとに新しい風を入れながら、少しずつでもステップアップしていける自分でいたい。
ViVi 2017年10月号